動悸、めまいに倦怠感‥その症状【貧血】が原因かも!改善策は?

立ちあがった瞬間に頭がくらくらしたり、長時間立ちっぱなしでいると突然目の前が真っ暗に‥そんな“貧血”による症状を経験をしたことがある女性は多いのではないのでしょうか?

貧血は女性にとってとても身近な症状ですが、“知っているようで知らない”事も多い病気です。
たかが貧血・・・と甘く見て放置していると、慢性的な頭痛や倦怠感など、身体に起こる様々な健康トラブルの原因になることも少なくありません。

ここでは女性の貧血で特に多い“鉄欠乏性貧血”についての基礎知識や治療法、予防方法などについてお話ししたいと思います。

“鉄欠乏性貧血”はどうして起こるの?

鉄欠乏性貧血とは病名の通り、体内の鉄分が不足することで起きます。
しかし、どうして鉄分不足が立ちくらみやめまいなどの貧血の症状につながるのでしょうか?

それは、鉄分不足は体内の“赤血球(ヘモグロビン)”が不足する大きな原因の一つであるからです。
血液の主成分である赤血球は、呼吸によって体内に取り込まれた酸素と結びつき、血管を通って体内の細胞や組織の隅々まで酸素を運ぶことで、細胞の再生や組織の修復、というような重要な役割をしています。
そんな私たちの健康に欠かすことのできない赤血球は、鉄分を主原料として生成されます。

つまり、鉄分が不足するということは血液中の赤血球が減少してしまうということなのです。

貧血の症状の原因は酸欠

鉄分不足によって血液中の赤血球が減少すると、通常ならば身体の隅々まで運ばれなくてはいけない酸素が全身に行き渡らなくなってしまいます。
すると、脳や心臓、筋肉が酸欠を起こし様々な症状があらわれます。

  • 脳の酸欠・・・めまいや立ちくらみ、失神など
  • 心臓の酸欠・・・息切れや息苦しさ、動機など
  • 筋肉の酸欠・・・慢性的な肉体疲労、肩こり、身体のだるさなど

体内の酸素が不足すると上記のような症状につながります。

また鉄欠乏性貧血になると、酸欠による症状以外にも全身に様々な異常が現れます。

よく見られるのは、抜け毛や切れ毛の増加、爪が反り返るスプーンネイル(さじ状爪)、氷など固い食品を大量に食べたくなる(異食症)、舌の表面がつるつるになる、味覚障害などです。

鉄分不足になる原因の多くは「食生活の乱れ」

女性に起こる鉄欠乏性貧血の主な原因は、食生活の乱れや過度なダイエットによる鉄分不足です。
食生活の乱れや食事制限によるダイエットは、慢性的な鉄分不足になりやすく貧血の大きな原因に。

1日で推奨されている鉄分の摂取量は、成人してる男性ならば10㎎、成人していて月経のある女性なら12gmとされています。男性よりも女性が多いのは、月経による出血が考慮されているためです。
また、妊娠中や授乳中などは特に鉄分が不足しやすく1日20㎎程度の鉄分摂取が望ましいとされています。

鉄分不足を改善する食生活

鉄分不足を解消して毎日十分な量の鉄分を摂取するには、食生活の改善や見直しが重要!
鉄分の多い食材には、鶏レバーや豚レバー、赤身のお肉、ヒジキなどの海藻類、豆類、マグロなどの海鮮類があげられ、これらの食材を積極的に摂取するように心がけます。

  • 自炊する場合は鉄分の多い食材を意識して取り入れる
  • 和食を中心に1日3食のバランスのとれた食事を心がける
  • 外食時にも鉄分の摂取量が多い食材やメニューを選ぶ
  • 鉄分が不足していると感じるときサプリメントなどで補う

上記のように、普段から鉄分の多い食材を意識して摂取することが大切です。

鉄欠乏性貧血の検査と治療

鉄欠乏性貧血の検査は、血液検査によって調べることができます。
血液中の赤血球やヘモグロビンの量を測り、その結果によって治療方法が異なります。

検査の結果、鉄欠乏性貧血と診断された場合、鉄剤という鉄分でできた錠剤を服用します。
錠剤を服用しながら定期的に血液検査を行い経過を観察します。

また、鉄剤による副作用や錠剤が飲めない場合などは、注射によって体内に直接投与する方法がとられることもあります。

どちらにしても、短期間での改善は難しく数か月は続けて治療を行う必要があります。

鉄欠乏性貧血はとても身近な病気ですが、なにもせずに完治する病気ではありません。
健康な毎日を送るためにも、貧血かな?と感じたら食生活の見直しや専門医に相談しましょう。

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