もっと身近に!もっと食べたい!スプラウト野菜の秘密とは

[更新]  /  [公開] 2016年5月11日

最近、テレビで紹介されて話題になったブロッコリースプラウト。
ブロッコリーの新芽を食べる発芽野菜の一種で高い抗酸化作用があると言われています。

スーパーでも売り切れになっていることが多いようですが、実はブロッコリースプラウトの他のスプラウト(発芽野菜)も栄養価の高い優秀なものが揃っているということをご存知でしょうか。

ここでさまざまなスプラウト野菜の栄養価について詳しく説明していきましょう。

ブロッコリーだけじゃない!さまざまなスプラウト野菜を見直そう

スプラウトというと、ブロッコリースプラウトばかりが有名になっていますが、もちろんスプラウト野菜はブロッコリーだけではありません。
昔からある、かいわれだいこんやアルファルファ、もやしや大豆もやし、最近スーパーでもよく見かけるようになった豆苗もえんどう豆の種を発芽させたスプラウト野菜のひとつです。

植物は発芽し成長するときに栄養分を合成するため、発芽することによってビタミンが増えることが分かっています。
中には種であった段階や成長して野菜となったときより、ビタミンをはじめとする栄養価が多いものもあるのです。

こうした理由からスプラウト野菜はベジタリアンやマクロビオティックを実践しているヘルスコンシャスな人たちからは「天然のサプリメント」とも呼ばれ、海外ではいろいろな野菜の種子を発芽させるキットも売られているほど。

ブロッコリーだけではなく、マスタードやラディッシュ、ひよこ豆までさまざまな種子を発芽させて野菜として食べているのだそうです。

アブラナ科の植物に含まれるスルフォラファンのパワーとは

ブロッコリースプラウトが注目されるきっかけとなったのが、スルフォラファンと呼ばれる成分です。
スルフォラファンは大根やブロッコリー、菜の花といったアブラナ科の植物に含まれるピリッとした辛みを作り出している成分。
抗酸化作用のあるフィトケミカルの一種で、さまざまな病気を予防してくれる効果があると期待されています。

スルフォラファンは、数ある抗酸化成分の中でも抗酸化作用が高く、ストレスや紫外線の影響や、喫煙などで発生する活性酸素が与えるダメージから体を守ってくれます。
疲れやすい人や免疫力が落ちやすい現代人には、まさに必須の成分と言えるでしょう。

さらにスルフォラファンは、体内にある内にある有害物質の無毒化をサポートする抗酸化酵素の生成を促すと考えられています。
このような解毒作用のある酵素のはたらきもストレスや加齢、生活習慣の乱れによって衰えてきます。
スルフォラファンを含むスプラウト野菜を摂ることで、体内のデトックス作用も高め、美肌やダイエットの成功にも役立ってくれると考えることができます。

ピロリ菌の除菌作用も

スルフォラファンには花粉症によるアレルギー反応の抑制、胃炎や胃がんの原因にもなるピロリ菌の除菌もあるのだとか。
ブロッコリースプラウトを食べ続けることで、胃の中のピロリ菌が減ったという研究報告もあるのだそうです。

スルフォラファンを効果的に摂るにはどうしたらいい?

スルフォラファンは熱に強いため、加熱して食べてもいいという意見もあります。

しかし、実はブロッコリースプラウトなどに含まれているのは、スルフォラファンの前段階の成分であり、この成分が体内でスルフォラファンに変換されるには、同じブロッコリースプラウトに含まれる酵素ミロシナーゼや腸内細菌がもつ酵素の力が必要となるのです。

生のまま食べればミロシナーゼのパワーも効果的に発揮させることができます。
加熱して食べる場合はスルフォラファンが流れ出てしまうため、スープや炒めものにするなどして汁ごと食べるようにしましょう。

またスルフォラファンの解毒作用は一度食べると数日間、持続してくれるため毎日食べる必要はありません。
週に2,3回をめどにブロッコリースプラウトやカイワレ大根などスルフォラファンを多く含む食材を食べるようにするとよいでしょう。

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