コーヒーと自律神経の関係とは?眠気覚ましとリラックス効果は?

コーヒーを飲むと神経が興奮して体が活性化すると言う人と、コーヒーを飲むとリラックスできて気持ちが静かになるという人がいます。

同じコーヒーなのにまるで正反対の効果があるといわれると、ちょっと混乱しますね。
本当のところは、コーヒーはどんなふうに作用するのでしょうか。

カフェインで交感神経を刺激

結論からいえば、体は活発になる時もあるし、精神的にリラックスできるときもある。
コーヒーは自律神経に働きかけて、正反対の効果を体にもたらすことができます。

まず体が活発化するほうでは、コーヒーは交感神経に働きかけます。
交感神経は、日中の頑張らなければいけない時間帯に活動する神経で、カフェインが覚醒作用をもたらして眠気防止や疲労回復をしてくれます。

交感神経が活発化しているときは、カフェインが体の末端の血管を広げますから、体がぽかぽかしてきます。
利尿作用もありますから、下半身に水分がたまりやすい人は、午前中を中心に1日3~4杯のコーヒーを飲むとむくみが改善することもあります。

香りで副交感神経を刺激

では、コーヒーでリラックスできる理由はなんでしょうか。
コーヒーの香りの中には、クロロゲン酸というポリフェノールが含まれています。
この香りをかぐと、人間の脳内ではアルファ波が活性化することが分かっています。

アルファ波は、脳がリラックス状態のときに出る物質ですから、コーヒーの香りによって副交感神経が優位になりストレスがやわらいだことになります。

自律神経には2種類あって、交感神経(活動的で、緊張している状態、ストレスを受けている)と副交感神経(リラックスしている状態、緊張がゆるんでストレスが少ない)が交互に活発化しています。

コーヒーは交感神経にも副交感神経にも働きかけるので、飲んでから体が活発化することもあるし、リラックスすることも可能なのです。

ストレスを感じている時やリラックスしたい時は、ゆっくりとコーヒーをのんでみましょう。
コーヒーの香りが副交感神経を活発化させ、体の緊張を取り除いてくれます。

ドリップもストレス解消になる

普段はインスタントでサッと手軽にコーヒーを飲んでいる人も、たまにはゆっくりとドリップコーヒーを煎れてください。

現代人は非常に忙しくて、体も心もゆとりがありません。目の前のコーヒーに集中してドリップすることで、日常のストレスから解放され、気持ちの切り替えができます。

ドリップに集中して、いれたてのコーヒーの香りでさらにリラックス。
そしてコーヒーを飲んだ後は、20分ほどでカフェインが効果を発揮し始めますから、次の仕事に集中しましょう。

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