悪玉菌よりも善玉菌を増やすには?!腸内細菌を整えよう!

[更新]  /  [公開] 2016年2月12日

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何かと腸内細菌、善玉、悪玉が話題となって言われていますが、実はどちらでもなく「何もしていない菌」が大半なんです。

善玉菌、悪玉菌って何なの?

腸内細菌を増やすと良い!という話、最近よく聞きますよね。
この場合の菌は「善玉菌」の話です。

実は腸の中には、善玉菌が約2割、悪玉菌が約1割程度存在するのが一般的。残りの7割は何か?

「日和見菌(ひよりみきん)」といって何もしない菌が住んでいるのですね。
では、善玉菌とは何でしょうか?

乳酸菌など、健康食品に多く見られる菌で、消化機能の促進や免疫力強化の役目を持っています。また善玉菌がいることで、悪玉菌が入ってきたときに、免疫力で悪玉菌の侵入を防ぐことも可能なのです。

対して悪玉菌とは、大腸菌、黄色ブドウ菌など、発がん性のあるもの、腸の炎症を起こすものです。常時住んでいる菌にはウエルシュ菌というものがあり、これが腸のガスを増やし「悪い便」を作るのですね。

実は、この菌は、加齢臭や体臭を作り出すと言われてもいるんです。おなかの中から消臭という商品も最近見かけますけど、この菌のせいなんですね。

また腸内にいつもいるわけではありませんが、ボツリヌス菌など食中毒を起こす菌もあります。

日和見菌が健康を左右する

 

さて、残り7割の日和見菌は何をしているのか?
というと、ホント~に!名前の通りどっちつかず!
善玉、悪玉優勢な方があったら、そこに加担する菌なんです。

善玉菌、悪玉菌が怖いのは、この「浮動票」のような日和見菌のせいとも言えます。

善玉菌が少し増えていくと、日和見菌はそっちに力を貸します。そうすると、どんどん善玉菌のパワーが増えていき、免疫力は非常に強くなりますね。
大腸菌のような悪玉菌が入ってきても、そのまま追い出してしまうことが出来るんです。
極端な例でいうと、食中毒になった場合、ひとりだけ平気!という可能性もあるんです。

逆に、悪玉菌が増えていくと、そっちに味方をしていき、善玉菌の免疫力を低下させてしまうのです。なぜなら「害を及ぼす」力が圧倒的に強いのですから、免疫力は低下してきますよね。
この場合は「ひとりだけ食中毒」ということもあり得るんです。

美容と健康はほぼ一体、善玉を増やす活動をしないと、美容と健康がどんどん劣化していくことになります。

腸に気を遣えば、倍返しのメリット!

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つまり日常で少し「善玉菌」を増やすことを考えるだけで、体は美容や健康に、圧倒的有利な方に働くのです。
やらない手はないですよね。
しかも、善玉菌増やしは、割と簡単、「良い菌のいる食事を取ること」と「便秘になりやすい食品を避けること」です。

善玉菌は乳酸菌、ビフィズス菌といった「おなかに良い」商品が解りやすいですが、その他に発酵食品があります。
発酵食品は、菌のおかげで発酵するのですが、この菌が善玉菌なんですね。代表例が納豆、チーズ、ヨーグルトです。また最近ブームの塩麹も麹菌を使ったもので、甘酒もそうですね。
面白い所では、紅茶など葉っぱを発酵させた食品ですが、こちらは菌による醗酵食品ではありません。

逆に便秘になりやすいのは脂肪、たんぱく質ですが、これらは悪玉菌のエサになるという点でもまずいのです。
長く便が腸に留まると、腸内でガスが出やすくなりますが、悪玉菌はそこに免疫低下などの悪性を追加します。
つまり、腐ったようなものが腸に留まり臭う上に、健康に悪いものがどんどん熟成されていき、また太っていくといいことなしになってしまうのです。

高齢者は特に注意!

高齢者の場合、内臓などの筋肉が落ちる、食事量が減るなどの理由で、便秘になりやすくなります。そして上に書いたことに加え、2次的な病気や健康トラブルを招く危険が高くなります。

逆に言うと、腸がしっかりしていると、かなり元気なお年寄りでいることが可能なんです。

腸の健康、この4文字を気にしているかどうかで、人生の質がかなり左右されるといってもいいのかもしれません。
腸の菌たちのなかでも、ちょっと善玉びいきをするだけで、健康度が格段に上がるのですよ。

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