自宅で簡単にできるお灸で冷え性を改善

[更新]  /  [公開] 2016年1月18日

若いころは気がつきませんが、しだいに「おじいちゃん・おばあちゃんがやっていたことってすごい」と思うことがあります。

お灸なんて、昔は何がいいのかサッパリわかりませんでしたが、やってみると病みつきになります。冷え性には、最適な方法です。

お灸ってなに?

最近ではお灸をしている場面を見たことがない人も多いでしょう。

お灸とは、もぐさというものを身体のツボに置き、火をつけて温めて刺激します。ツボを熱刺激することで体調をととのえ、体の不調が深刻なものになる前に予防する治療法です。

皮膚の上でもぐさを燃やす、と聞くとどんなに熱いのか、やけどしないのかと心配になりますが、危険はありません。最近は台座つきのお灸が主流で、火をつけると温かさを感じますが、直接肌の上で燃えているわけではないので、やけどの心配はなし。

お灸の形としては、台座にヨモギを詰めた部分が乗っている逆T字で、台座部分にシールがついているので肌の上にのせても落ちずに安全です。

お灸は簡単に自宅でやれます

お灸は温熱刺激で、リラックス効果もあります。

もぐさはヨモギの葉を乾燥させたものです。ヨモギは日本に自生する菊科の植物で、薬効成分にすぐれています。胃を健康にしたり、利尿作用、解熱作用、止血などの働きがあり、草餅にして食べたりお風呂に入れたりします。

ヨモギにはシネオールという成分があり、これが燃えた時の香りはローズマリーやローリエの匂いとよく似て、よりリラックス効果があるといわれます。

ひとつのお灸が燃えきるまでに5分程度しかかからず、自分がやりたいツボをピンポイントで温熱刺激できる。さらに自宅でも簡単にできるのがメリットです。初めてで心配な人は、鍼灸院でやり方を教えてもらい、ツボに印をつけておいてもらいましょう。

手にある冷え性のツボ

人間の全身にはたくさんのツボがありますが、冷え性にはコレ!というツボをふたつご紹介します。

まずは手のツボ。合谷(ごうこく)というツボで、冷え性や肩こりに絶大な効果があります。場所は、手の甲側、親指と人差し指の間です。

親指の骨と人差し指の骨を、指先から手首に向かってたどっていくと、ふたつの骨がつながっている場所があります。そのあたりをグッと押すと響くように感じるポイントがあり、それがツボです。この場所にお灸をしましょう。左右ともやるのを忘れずに。

合谷は冷え性以外にも頭痛、生理痛、不眠、不安などにも効果的。セルフケアのツボとしては、最強のツボとも言われます。

足にある冷え性のツボ

自分でお灸をしやすい足のツボは、太谿(たいけい)です。すねの内側にある、くるぶしとアキレス腱(すねの真裏)の間にツボがあります。

太谿(たいけい)は全身の血流をよくするツボで、とくに下半身に効果的。お腹や腰まわりの冷え、脚のむくみが改善します。

食後や飲酒後はNGです

なぜお灸をすると効果があるのかという理由は、今でもよくわかっていません。お灸の起源は約2000年前と言われ、日本には6世紀ごろに伝わったようです。以来ずっと続いている健康法ですから、冷え性対策として非常に安全性が高いと言えます。

ただし食後や飲酒後、発熱している時、妊娠中、心臓や腎臓が悪い人はツボ刺激を控えましょう。

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