アルコールと冷えの関係 -過度な飲酒は末端の冷えやむくみの原因に

[更新]  /  [公開] 2016年1月17日

お酒大好き、と毎日晩酌が欠かせない人がいます。飲めば温まるから冷えないかといえば、そうでもありません。

アルコールは飲んでいるときは体がポカポカしますが、いつまでも続く保温効果がないからです。アルコールは適量にとるのが一番いいですね。

お酒を飲むとポカポカするけど

photo credit: D7K_9113.jpg
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アルコールは、飲むと体内の血行を良くする働きがあります。そのため、飲んでいる間や直後は体が温まっています。

しかしアルコールを肝臓で分解する時には、大量の水分が消費されます。大量の水分が体から出ていくと、血液の濃度が濃くなります。ドロドロの血液はゆっくりしか流れなくなり、体の末端にある毛細血管には流れ込んでいきにくい。そこで手足の先は冷え切ってしまうというわけです。

たとえばビール1本を分解するためには、ビール瓶約1.5本分の水分が尿として排出されています。それだけの水分が体内から出て行ってしまっているのです。ちなみにビールはアルコールであって、水分ではありません。1本のビールを飲むために、1.5本分の水を飲む必要があるのです。

体外に水分が出てしまいますから、むくみも起きやすい。アルコールの水分は下半身にたまりやすく、足のむくみの原因になります。
というわけで、過度の飲酒は血流を悪くして手先・足先を冷えさせ、しかも下半身をむくませる結果につながります。

お酒の適量って?

アルコールについては飲める量に個人差があります。一律でコレが適量とは言えませんが、だいたいの人に当てはまる目安があります。以下にあげておきましょう。

  1. ビール
    中瓶1本
  2. 日本酒
    1合(約180ml)
  3. ワイン(赤・白)
    グラス2杯
  4. ウィスキー
    ダブルで1杯

などです。自分の体調を見ながら、気持ちがいい一歩手前くらいでやめるようにすると良いですね。

飲み方も大事で、冷え性の人はオンザロックや水割りより、熱かん・お湯割りがおすすめ。種類としてはビールよりも焼酎、日本酒などのほうが冷えずに済みます。

おつまみも大事です

お酒の場合はおつまみも大事な要素です。
出来れば高タンパクで低脂肪な食材をつまみつつ飲みましょう。

具体的には枝豆や豆腐、チーズや卵料理、魚介類です。これは肝臓の機能をアップさせるので、アルコールを飲む前から摂取するのがベスト。とくにチーズなどの乳製品は、アルコールの吸収速度を遅くします。牛乳などは胃壁をおおってくれるので、悪酔いを防ぐためにも、お酒の前に飲めばより効果的です。

反対に、高脂肪の肉料理(揚げ物など)は、飲み始めの早い段階で食べ、野菜なども一緒にとることを心がけます。

海藻もおすすめの食材です。ミネラルやビタミン、食物繊維が豊富でカロリーが少ない。お酒のつまみとしては優等生です。もずく酢やメカブ、わかめなどを意識して食べましょう。

水分をチェイサーにして

お酒を飲むときには、一緒に水分を取るのが必須です。チェイサーを頼むとお水が出てきますが、できれば常温の水を飲むようにします。ぬるめのお湯ならもっと効果的。

水分をたっぷり取ることで、体外にアルコールが排出された時、血液がドロドロになるのを少しでも防ぎます。チェイサーとともに、水分の多い料理(鍋物、豆腐料理など)をつまみにするともっといいでしょう。

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