冷えに効果的な漢方薬の種類!強い風味を飲みやすくするコツ

[更新]  /  [公開] 2016年1月16日

夏でも冬でも体が冷えて困る。成人女性のうち、冷え性で悩んでいる人は半分くらいいるとも言われます。

冷えにも種類があり、全身が冷えている人、手足の先(末端)が冷える人、自分は冷えていないと思っているのに冷えている人などさまざまです。

冷え性のような慢性症状には、漢方が効果的と聞きますよ。

冷えは体の機能低下

漢方で言う冷えとは、単なる冷え性だけではありません。冷えは体の働きの中の「熱を作る機能が低下している」ととらえます。

冷えの原因には女性ホルモンの乱れがあるため、ホルモンバランスと整え、日常生活の習慣や食事バランスも含めて、全体的に冷えをなくしていこうとするのです。

特に女性は、低体温に加えて生理痛や生理不順、頭痛などを引き起こす原因のひとつとみられます。そのため冷え性の改善には、体を温めること+そのほかの深い症状を含めて、一緒に改善を目指す方法をとります。

漢方薬は診察後に処方します

さまざまな不快症状に対して効果があるといわれる漢方薬ですが、冷え性に対する特効薬があるわけではありません。まずは診察で生活習慣や冷えの大きな原因を推測し、それに応じて各種の漢方薬を処方していきます。

冷え性、とくに手足の末端の冷え症に効果があるといわれる漢方薬をいくつか見てみましょう。

ほっそりした女性で、体力があまりないタイプには、当帰芍薬散 (とうきしゃくやくさん)や温経湯 (うんけいとう)がよく使われます。温経湯のほうは、肌や唇が乾燥しているタイプの冷えにおすすめです。
比較的体力がある人にいいのが、桂枝茯苓丸 (けいしぶくりょうがん)と桃核承気湯(とうかくじょうきとう)です。のぼせる感じがあるのに、体は冷える人に効果的。

のぼせる体質の人は自分が冷えている思わないことがあるのですが、熱が上半身にこもり、下半身は冷えています。桃核承気湯(とうかくじょうきとう)は便秘をしやすくなりますので、飲むときは中国医のアドバイスを受けるようにしましょう。

漢方薬の風味が苦手な場合は?

漢方薬のネックは味です。あまり味のしないものもありますが、たいていは独特の味とにおいがします。昔から漢方薬の匂いや味は、作用のうちとも言われます。あの味や匂いがないと、効果が薄れるかもしれません。

それにしても、つよい味が飲みにくいことがあります。においは我慢するとして、味がダメという時は、コーヒーや抹茶、ココアで味を変えてみましょう。

  1. 方法はコップに大さじ1のお湯を入れ、お湯の中に漢方薬を入れてよく混ぜます。たいていの漢方薬は粉末なので、しばらく混ぜていれば溶けていきます。
  2. 溶けたら、抹茶かインスタントコーヒー、ココアを大さじ1加えて、溶かしましょう。
  3. 溶けきったら、一気に飲みます。

コーヒーやココアの味で漢方薬の味が感じにくくなり、薬のまま飲むよりずっと楽です。オブラートで薬を飲むのが苦手な人も、この方法だと飲みやすくなりますよ。

冷え性以外の症状にも

漢方は、人間に本来備わっている自然治癒力を引き出して、全体のバランスを浴していきます。とくに冷え性だけに効果があるということではなく、全部を正常な状態に戻します。

時間はかかるかもしれませんが、根気よく続けていきましょう。

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