リラックス効果抜群!脳内物質GABAには、秘密がたくさん

[更新]  /  [公開] 2015年12月17日

「快眠に効く物質」と検索すると、おそらく「GABA」が出てくると思います。

実はこの物質「脳科学の不思議」を知るためにも面白い物質なんです。

GABAとは脳内にいるアミノ酸

アミノ酸にもいろいろなものがありますが、多くはいわゆるたんぱく質と呼ばれるもの、

これに対してGABAはそうではなく、γ―アミノ酪酸という、ちょっと変わったタイプのアミノ酸なのです。

脳内や中枢神経で作り出される物質で、主に神経伝達を抑制する効果、つまり鎮静効果の役目を果たす物質なのです。

ですから、睡眠のような休息時にはもちろん、イライラやうつ状態を改善したりする効果があるんですね。

また血圧を下げる効果や、内臓の働きを活性化させる働きもあります。

体を休めるために働く物質ですから、まさに睡眠にはうってつけなのです。

また深い睡眠の最中にGABAは多く作られると言われ、よく寝ることで、また眠りやすい脳が出来るという良循環を生むのです。

現代生活では、昔に比べ、刺激が多く知らずのうちに興奮状態や、緊張状態に置かれることも多いですよね。

またGABAと逆の働きをするのが、グルタミン酸~うま味調味料に入っています。

そしてアスパラギン酸~精力剤で目にすることが多いですが、元気になる系統のサプリでよく目にします・・などですが、こういった食品やサプリを多く取り「元気に頑張ろう!」という時間が長く続くと・・当然疲れますね・・。

ですから、現代人はよりGABAが必要になるのです。

しかし脳で作られる物質、作られる量には限界があるので、外から取ってしまうのが1番簡単なのですが、そう簡単に行かないのが、脳のややこしさなんです。

GABAは脳の関門を通らない

「脳に効く物質」と言われる健康成分やサプリは、たくさんありますが、鵜呑みに出来ないのが「脳は何でも受け付けない」ということです。

脳内に入る物質は、実はかなり厳しく制限されているのです。

これはちょっと考えたら解りますが、口から入れたものがすべて脳に作用していたら、脳に与える影響が大きすぎますよね。

脳への影響は人の生命線、従って、脳に取り込まれる物質は、かなり選ばれているのです。

そして実は、このGABAは脳の関門を通らないのですね。

では、上に紹介した食べ物は意味が無いのか?・・というと、ここからが脳の面白い所なのです。

脳の関門を通らない物質=意味が無いわけではない

実は、体内にGABAを取り込んだ時に「血圧が下がる」という研究結果があるのです。

また、鎮静効果などについても、結果的に有効であるケースが多く見られます。

この理由は、はっきりしていませんが、1つには末梢神経への作用という話があります。

人は緊張すると、血管が収縮=血圧上昇しますが、末端の血管を開く働きがあれば、そこから逆に、血圧を落とす方に体が働くのです。

また最近「腸内環境」という言葉をよく耳にしますが、腸から取り込んだものが脳に与える影響はゼロではない、という考え方になりつつあります。(従って腸の健康は大事なのです)

ですから、食品やサプリでGABAを摂取することは、意味が無いとは言い切れないのです。

GABAを含んだ製品いろいろ

GABAは食べ物では、玄米に多いと言われ、またアスパラガス、トマト、かぼちゃ、メロンなど野菜、果物に比較的多く含まれています。

またチョコ、飴、コーヒーなどには、敢えてGABAを多めに配合したものが売られています。

ユニークな所ではノンアルビールにもかなり含まれています。

また、もちろんサプリも売られており、トリプトファンなど睡眠をサポートする他の成分を同時に配合して、快眠用として売られているものが多いです。(これらの使用時間は説明書をしっかり読んでください)

過剰な取り過ぎはもちろん害になりますが、不眠で悩むよりはGABA配合食品を、試しに買ってみてチャレンジしてみるのもいいでしょう。

睡眠は「眠れない」という思いが強すぎて、悪循環を招くことが多くあります。

GABAを取ることで、安心感を得られ、ぐっすり寝ることができるようになる可能性も大きいのです。

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