トリプトファンは睡眠の重要ホルモン「セロトニン」を作る材料!効果と注意点

[更新]  /  [公開] 2015年12月17日

睡眠に大事なアミノ酸の代表とも言えるトリプトファン、グリシンと違いトリプトファンは必須アミノ酸=体内では作られないもの=外から取り入れるしかないもの、です。

それだけに注意も必要です。

ここでは、トリプトファンがもたらす効果、含まれている食品、注意点等をご説明します。

幸福ホルモン「セロトニン」の材料となるトリプトファン

トリプトファンは体内に存在する量こそ少ないものの、セロトニンという人にとっては大変大事なホルモンを作る元になっているのです。

セロトニンとは、別名幸福ホルモンとも呼ばれ、快眠はもちろん、鎮痛効果や、体温調節などにも関わっていると言われるホルモンです。

不足すると最悪うつ病などの精神疾患になってしまいます。

ですから、トリプトファンが含まれているものを、必ず食べなければ、人は幸福には生きられないということなのですね。

どの食品に多い?

トリプトファンが多く含まれる食べ物は、ナッツや、牛乳、バナナ、納豆(大豆)などです。

またセロトニンはトリプトファンだけではなく、ビタミンB6と両方の材料が揃って作られます。

ビタミンB6を含む食品は、赤身の魚や、レバー、鶏などですが、これらはトリプトファンも含んでいるので、赤身の魚と肉を食べることを意識していれば良いでしょう。

セロトニンのお手伝いも大事

セロトニンを作るためには、ナイアシンやマグネシウムといったいわゆるミネラルが大事、この2つもナッツに多く含まれています。

そしてセロトニン作りには、野菜に含まれている酵素も欠かせません。

結局1つのアミノ酸=トリプトファンを有効活用させるには、バランスの良い食事を取る、ということにつきますね。

大事なものは補給しよう

とはいえ、まずトリプトファンとビタミンB6がないと、セロトニンの材料自体が無くなります。

睡眠力も落ち、日中の活動に役立つ活力も落ちるため、寝られなくなるという不眠の悪循環を招きます。

どうしても食品から摂取が不足するときはうまくサプリを取り入れてみましょう。

しかし、ここには大きな教訓があるのです。

トリプトファン事件とは

1980年代後半、米国でトリプトファン事件というものが起きました。

事件そのものの背景については、色々なことが言われていますが、一応の所「トリプトファンの過剰摂取による健康被害事件」として知られています。

この事件が大きな話題になったのは「過ぎたるは及ばざるがごとし」

つまりただの栄養成分であっても、取り過ぎてしまうと、健康に害が及ぶという見本のような事件だからです。

トリプトファンそのものは先に書いたように、人体にはなくてはならないもの、しかし必要量はきちんと守りましょう。

これはアミノ酸に限らず、すべてのサプリに言えることです。

またトリプトファンは肝硬変や、抗うつ剤を飲んでいる人には注意が必要です。

病気に関わらず、持病があったり薬を飲んでいたりする場合にサプリを飲むときには、医師に相談するなど、注意を払い過ぎて損をすることはありません。

とはいえ、栄養素ですから・・

これほど大きな影響を持つトリプトファン・・寝る前に牛乳を飲むと良く眠れるという根拠にもなっていますが、アミノ酸からホルモンが出来るのには一定の時間が必要です。

あくまで「寝るために必要な栄養」であって、薬ではありません。

いつも欠かさないよう、1日1回は赤身の魚や肉をしっかり食事で取りましょう。

消化活動は睡眠の質を落としますので、ボリュームのあるものを食べる時は寝る3時間前には、済ませておきたいものです。

朝の活力になり、夜の眠りにつなげるためにも、朝ごはんやランチに取り入れるのが、望ましいですね。

またトリプトファン事件の教訓として「ほどほどが良い」ということが言えます。

足りないのも、また健康には良くありません。

どうしても日常生活で、トリプトファンが欠けてしまう生活になることもあると思いますが、そういうときは文明の利器「サプリ」をうまく取り入れてくださいね。

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