ぜい肉は、いったんついたらなかなか落ちない。
女性なら誰でも知っていることですが、エステ痩身で落とせるなら、ダイエットをがんばろうと勇気がわきます。
ところで、エステで落としやすいのは皮下脂肪なのか内臓脂肪なのか。
それとも、両方に効果があるの?
皮下脂肪は1センチが理想
結論としては、エステ痩身でどちらの脂肪も減らせます。
まず、皮下脂肪と内臓脂肪とは何か。
皮下脂肪があるおかげで体温が保たれ、エネルギーがためられますので、まったくないのでは困ります。特に女性は妊娠や出産で体力が必要な時がありますから、適度に皮下脂肪がついているのがいいですね。ふんわりふっくらした体は、女性の特権です。
しかし皮下脂肪は、つきすぎると燃焼するのがむずかしい。皮下脂肪は1センチくらいの皮下脂肪が理想的。つまんで3センチ以上あるのは、ちょっと多すぎます。
エステでのマッサージとともに毎日の運動や食事制限を併用するのがいいでしょう。
内臓脂肪とは
腹筋と内臓の間につき、お腹がせり出してくるのは内臓脂肪がたまっているから。
内臓脂肪は溜まりすぎるとメタボリッシンドロームから高血圧や糖尿病、心筋梗塞などの生活習慣病へ進むおそれがあります。
内臓脂肪は皮下脂肪よりも燃えやすいのが利点です。
なるべく早い段階で運動やエステ痩身などをして、内臓脂肪が増えていくのを食い止めましょう。
下半身太りは皮下脂肪型
おしりや太ももなど、下半身が気になる人は女性に多く、皮下脂肪型肥満です。
最近注目のキャビテーションや、サーモシェイプなど、高周波や超音波を利用して体を温めるマシンがいいでしょう。サーモシェイプは、ラジオ波を使って体内の脂肪に熱を持たせ、脂肪燃焼と新陳代謝を活性化するマシンです。
42度くらいの温度で脂肪を温め、41度くらいをキープします。すると血液の循環や老廃物の排出もうまくいくので、脂肪燃焼と合わせて効果が上がります。
下腹ぽっこりは内臓脂肪型
それほど太っていないのにお腹だけがぽっこりと出ている、ウェストにくびれがないというのは内臓脂肪型です。
昔から人気のEMSや、最新型のエンダモロジーがおすすめマシンです。マシントリートメントでインナーマッスル(体の奥にある筋肉)を刺激するので、効率よく内臓脂肪にアプローチできます。
有効なのはついた脂肪によってマシンを使い分けること
皮下脂肪型と内臓脂肪型、大ざっぱにふたつをご紹介しました。
しかし人間の体は複雑ですから、どちらか片方だけという人は少ない。皮下にも内臓にも脂肪がたまっているのが普通です。
エステ痩身ではいろいろな種類のマシントリートメントがありますから、サイズダウンの様子を見ながら、どのマシンを使うのかスタッフを相談しながらすすめましょう。