冬に眠くなる理由は「自律神経の乱れ or 酸欠?」

[更新]  /  [公開] 2015年12月17日

春が訪れるとなんとなく眠たくなる日が多く、日中でもあくびがよく出るという方は多いことでしょう。

これにはいくつかの理由が挙げられますが、

気温の上昇に伴い、自律神経が乱れることによって眠気をもよおす、寒い時期に比べて活動量がグンと増えるため、単純に身体や神経が疲労しやすくなるなど

が、その代表的な理由でしょう。

ところが、9月、10月と穏やかな気候を通り過ぎて、11月、12月と気温がグンと低くなる時期になると、またまた眠たくなる日が多くなることがあります。

そしてそこには、ある理由が隠されています。

急激な気温差が原因で眠たくなる?

たとえば、3月の中旬あたりから4月の中旬にかけて、ちょうど桜が咲く時期にはまだまだ気温が不安定ですね。

そして、その時期を通り過ぎると徐々に気温が上昇して行きます。
この間、およそ2カ月程度でしょうか。

そして、緩やかに移り変わる気温に身体がついて行くことができずに起こるのが、自律神経の乱れです。

ところが冬になると、1日の中でもめまぐるしく変化する気温に、身体がついて行くことができなくなる機会が多くなります。

たとえば、冷たい外気に身体が慣れたところで、効き過ぎるくらいに暖房が効いた電車に乗るなど。これを1日の間に何回も繰り返すことにより、春とはまた違った急激な自律神経の乱れが起こるようになります。

そして、これが冬の眠気の原因となります。

酸欠で眠くなる?

暖房によって温められた部屋の中は本当に快適です。

ですが、その快適なはずの部屋の中で過ごしているとき、生あくびが止まらなくなることってないでしょうか?

これは、換気不足による酸素の不足、そして、二酸化炭素の増加によって脳が酸欠になりかけているときに起こる現象です。

私たちの脳は、私たちが想像する以上に大量の酸素を必要としており、酸欠になりかけるとすぐに、酸素の消費量を少なくするために活動を鈍らせます。

たとえば、窓を閉め切った暖かい部屋の中で長時間過ごしているうちに、眠気だけではなく、なんとなく集中力がなくなってしまうことがあるのではないでしょうか。

これがまさに脳が酸欠になりかけているときに起こる現象であるということです。

暖房器具の種類について

暖房器具には、灯油を燃料とするもの、ガスを燃料とするもの、電気を燃料とするものがあります。

では、この中で部屋の中の酸素を消費しやすいのは、どの暖房器具なのでしょうか?

正解は灯油とガスを燃料とする暖房器具です。

これらの暖房器具は部屋中の酸素を大量に消費するだけではなく、二酸化炭素の排出量もなかなかのもの。

つまり、これらの暖房器具を使用している場合には、部屋中が酸欠になりやすく、眠気をもよおす確率が高くなるということですね。

もちろん、電気を燃料とした暖房器具であっても酸素は消費しますが、灯油やガスを燃料とする暖房器具ほどではありません。

部屋で過ごしているとどうにもこうにも眠たくて…という方は、暖房器具の種類が原因で眠気に襲われている可能性もあります。

どの暖房器具を使用していても適度な換気は必要ですが、特に灯油やガスを燃料とした暖房器具を使用している場合には、1時間に1回を目安に部屋の換気を行うよう、注意して下さいね。

[ 特集 - 睡眠 ]

[ 睡眠 ] 記事一覧

総合 - アクセスランキング