
この時期、忘年会や新年会で飲みすぎてしまう事もありますよね。
会社の上司などと飲めば「進められて断れない」なんてこともあるでしょう。
次の日、二日酔いで後悔してしまった時に出来る対処法はあるのでしょうか?
二日酔いをすぐに解消する方法5つをお届けします。
まずはお水でアルコール分解を促す
アルコールはお水が体に入って初めて分解されます。
二日酔いで気持ちが悪いと、吐いてしまう人もいるかもしれません。
そうなると体は脱水状態になり、余計にアルコール分解が遅れます。
翌朝二日酔いの時は、まず水分の摂取から。
冷たいお水はお酒で荒れた胃に負担をかけるので、少し温めたぬるま湯や、常温のお水がお勧めです。
ビタミンと糖分を取る
お酒を飲むと発汗や、尿などで体の栄養素が排出されていまいます。
塩分も出てていきやすいのですが、おつまみなどで摂取しているのでそれほど神経質にならなくてもOK。
必要なのは、ビタミンと糖分です。
糖分が体から排泄されすぎると低血糖になり、二日酔いのだるさにつながります。
ビタミン剤とミネラルが入ったスポーツドリンクを飲めば、ビタミン、糖分、塩分、ミネラルがすべて補え、体を正常に戻してくれます。
頭痛にはカフェインが効果的
アルコールによって、脳の血管が広がりすぎる事で起こる頭痛。
このつらい頭痛を抑えるのに、カフェインが効果的です。
カフェインは、体の血管は広げてくれるのに、脳の血管は収縮させる働きがあります。
そのため、二日酔いの次の日の頭痛にはカフェインが効果的なのです。
苦めのコーヒーを数杯飲むことで、頭痛が改善される事が多いので試してみるのも良いでしょう。
タンニンを摂取する
昔から二日酔いには「柿」を食べろと言われていますよね。
実は、柿の成分の1つである「タンニン」がアルコール分解を早めてくれる効果があるんです。
タンニンはなにも柿だけに含まれるものではありません。
緑茶にもタンニンは多く含まれ、柿が無くてもタンニンを摂取する方法として1番良いものです。
緑茶の葉にたくさんのタンニンが含まれますので、出来れば葉っぱまで取り入れられる抹茶を飲むのがお勧めです。
カリウムを取る
アルコールを分解して、尿として早く外に出さない事には二日酔いは改善しません。
そのためにはカリウムを摂取し、利尿作用を高めるのが効果的。
カリウムは、瓜科の植物や、海草などに多く含まれています。
翌朝わかめのお味噌汁や、とろろ昆布、めかぶなどを朝ごはんにするのも良い方法です。
しっかり水分をとってカリウムパワーの相乗効果でアルコールを外に押し出しましょう。
今回は二日酔いをすぐに解消する方法5つをご紹介しました。
新年会や、忘年会は次の日お休みの時にやる事が多いはず。
二日酔いになってしまったら、まずはゆっくり体調を整える事が大切。
ぬるめのお風呂にゆっくり入ってリラックスするのもお勧めですよ。