重度の大人ニキビにはホルモン治療がおすすめ

[更新]  /  [公開] 2015年11月30日

ニキビと言っても、大人になってからできるニキビと若い頃(思春期)にできるニキビは原因が違います。

思春期ニキビは一時的に皮脂の分泌が盛んになっているためで、皮脂を取り除く洗顔やアクネ菌の殺菌などが効果的。

一方の大人ニキビはホルモンバランスの乱れと乾燥が大きな原因です。
つまり、大人ニキビを治すには保湿とともにホルモン治療が効果的なのです。

男性ホルモンで悪化する

大人ニキビができる物理的なしくみは、思春期ニキビと同じです。

毛穴に角栓が詰まり、そこに外へ出られない皮脂がたまり、細菌が繁殖して炎症を起こしている状態です。

思春期は皮脂分泌が盛んですからニキビができやすいのも理解できますが、大人ニキビの場合は皮脂がそれほど分泌されないはずの年代でも、ニキビができます。

これは、男性ホルモンが多量に分泌されているのが原因だからです。大人ニキビの根本的な原因は、ストレスによる男性ホルモンの過剰分泌。

  • 男性ホルモンがたくさん分泌されると、角化細胞が増えて肌が固くなります。
  • 角栓ができやすくなり毛穴も狭くなります。

ニキビができやすい状態が、2重で起きているのです。

そのうえ男性ホルモンのせいで皮脂分泌も盛んですから、角栓でふさがれた毛穴のなかで、どんどん皮脂がたまり、炎症を起こしやすい。

ニキビができやすく、悪化しやすい状態なのです。

大人ニキビは、女性ホルモンが男性ホルモンより多い状態に戻さなければ、どんなにニキビに効果的な塗り薬をぬっても、改善は一時的なものにすぎません。

女性ホルモンで治療

ホルモン治療ときくとちょっと怖い気もしますが、女性ホルモンを体外から補給すると考えればいいでしょう。

女性ホルモンには男性ホルモンの働きをおさえる作用があります。

そこで女性ホルモンの働きに似た薬(疑似ホルモン剤)を服用することで、バランスが正常に近くなり、大人ニキビもできにくくなります。

女性ホルモンを増加させる薬には、いくつか種類があります。

有名なのは

  • イソフラボン
  • エストロン

イソフラボンは大豆に含まれていることで一気に有名になりましたね。
エストロンというのはあまり耳慣れない言葉ですが、果物のザクロにたくさん含まれているものです。

これらの成分を含んだお薬を服用することによって、大人ニキビを改善することができるのです。

ホルモン治療+外用薬でさらに効果的

飲むお薬のほか、外用薬の局所ホルモン治療があります。

これは女性ホルモンを含む塗り薬を使う方法で、大人ニキビがとても重症化している部分を、ピンポイントでケアできるのがメリットです。

塗り薬だけではなかなか大人ニキビの根本的な治療にはなりませんが、飲むお薬と併用することによって、高い効果がえられます。

ホルモン治療は専門の皮膚科がいる病院に行く必要がありますが、体の中からホルモンバランスを修復することで、大人ニキビを完治することが可能になります。

長い間大人ニキビで悩んでいる人には、とてもオススメできる治療法です。

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