大人ニキビ用の症状別の薬とは?種類と効果まとめ

[更新]  /  [公開] 2015年11月28日

大人ニキビで悩んで皮膚科にいった。
そこでニキビ用の塗り薬をもらうことがあります。

この薬の成分って、いったいなんだろう?ニキビ用の塗り薬にはいくつか種類があります。
代表的なニキビ用塗り薬をまとめましたので、自分がもらった薬のタイプを知っておきましょう。

抗生物質

皮膚科のニキビ治療と言えば、まず抗生物質です。

もっとも一般的な治療法で、アクネ菌(ニキビの原因菌)を殺菌して、炎症による赤みをとるお薬です。

炎症に効果がある薬なので、赤みや腫れがない初期の白ニキビや黒ニキビ、ニキビ跡にはききません。

抗生物質では炎症をとることはできてもニキビそのものを治療はムリです。

あくまでも炎症をおさえるためのお薬で、ニキビによってこわれてしまった肌バリア機能を回復させる力はなく、予防もできません。

赤みがとれたあとに根本的なニキビ治療が始まるのだと言うことを覚えておきましょう。

レチノイド製剤

これまで皮膚科のニキビ薬と言えば抗生物質でしたが、2008年から外用レチノイドの使用が認可されました。

世界的には標準的な治療薬なので、日本に入ってきたのは遅かったと言ってもいいでしょう。

レチノイドには、肌の角質を柔らかくして、角栓ができるのを防止する効果があります。

ニキビができるしくみは、角質が固くなって毛穴が収縮し角栓が詰まることですから、大人ニキビの発生に大きな効果が期待できます。

ですが赤く炎症を起こしていしまっている大人ニキビに対しては効果がありません。
白ニキビ、黒ニキビ用のお薬です。

またピリピリした刺激やかゆみ、皮膚の乾燥などをまねくため、使いにくいお薬でもあります。

塗り続けていれば新しいニキビを予防することはできるので、お肌の状態を見ながら、皮膚科ドクターと相談をしていきましょう。

飲む漢方薬

最近ではいろいろな診療科で漢方薬が使われています。
大人ニキビ用によく処方されるのは、飲む漢方薬です。

一般的なのは、清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)です。

このお薬は、飲むことで炎症を緩和する働きがあり、腫れた赤いニキビの症状を抑えると言われています。

また、桂枝茯苓丸加ヨク苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)もよく出されます。

血液の流れを良くする漢方で、老廃物を流すデトックス効果をねらって処方されます。
同時にホルモンバランスを整える効果もあるので、男性ホルモン過多による大人ニキビには効果が期待できます。

漢方薬は、単体で大人ニキビが完治すると言いきれないのがデメリットです。
予防医学や慢性疾患の緩和に効果があるので、西洋医学の治療と併用するのが良いでしょう。

ホルモン療法も

ほとんどの皮膚科では、大人ニキビに塗り薬が処方されます。
塗り薬は炎症を抑え、角栓ができるのを防ぎますが、大人ニキビの発生そのものをとめることはできません。

塗ることをやめてしまえば、せっかく治った大人ニキビが再発する可能性はゼロではないのです。

これを踏まえて、最近ではホルモン療法を取り入れる皮膚科も増えてきました。

どれがいいのかは個人によりますが、塗り薬だけで改善しない場合は、ホルモン療法も考えてみるといいでしょう。

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