大人ニキビで困るのは、治らないからといって、ノーメイクでいられないことです。
仕事があって、まったくのノーメイクでいられない人もいますし、せめて基礎化粧品くらいは使いたいと言う人も少なくありません。
基本的には肌への負担を最小限にして、本来の回復力を引き出すのがベストな方法です。
もしも基礎化粧品を使うとしたら、どういうタイプが良いでしょうか?
大人ニキビには刺激の少ないものを
世の中に基礎化粧品はたくさんありますが、大人ニキビで悩んでいる人には、どんなものでもいいとおススメできません。
ニキビが出来ている部分はとても敏感になっていますし、乾燥は、大人ニキビの大きな原因です。
保湿は、とても大事なことなのです。
デリケートな大人ニキビ部分を考えれば、基礎化粧品も低刺激性で、無香料、無着色でオイルフリーの商品が良いでしょう。
皮脂が詰まっているニキビにはオイルフリーというのも大きなポイントですね。
ノンコメドジェニックテスト済みの商品
できれば、商品に「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載があるものをおススメします。
コメドとは、毛穴に皮脂が詰まった状態のこと。
化粧品の原料には油分が含まれており、なかにはコメドを作りやすいものがあります。
ノンコメドジェニックテストをクリアした商品というのは、使っても新しくニキビができにくい化粧品なのです。
まったく何もつけないほうがいい?
ニキビの原因は、皮脂が毛穴に詰まっていること。
だったら、皮脂の分泌をおさえるためにも、化粧水もクリームもつけないのがいいんじゃないの?
こう考える人もいますね。
つまり、洗顔後は何もつけないということです。
この問題については、皮膚科ドクターの中でも意見が分かれています。
保湿するべきだと言う人と、まったく何もつけないほうがいいという人がいるのです。
専門である皮膚科医でも断定できないほど、お肌の個人差は大きいんですね。
どちらが効果的なのかは、肌質によるようです。
いったんは何もつけないようにして、その後これまで使ってきたもので、どれをつけたらニキビが増えるのか、どれなら肌が赤くならないかを自分なりに探していきましょう。
乾燥を防ぐためにも保湿はおすすめ
最近は大人ニキビが出来ていない人でもお肌を活性化させるために「美容断食」をしていることがあります。
しかし大人ニキビができている部分は、肌バリアが弱っている状態です。
乾燥を防ぐためにも、多少の保湿は必要でしょう。
もちろん大人ニキビが出来ていない部分については、通常の保湿+クリームのケアをしていいんですよ。