質の良い睡眠の為に知りたい「眠りのメカニズム」

[更新]  /  [公開] 2015年11月13日

質の良い睡眠を取りましょう・・って、よく言われることですが、何のこと?と思う人も多いはず、

要するに「あ~良く寝た!!」という睡眠のことなんです。

では具体的には、どういう状況を指すのでしょうか?

睡眠に必要なのは眠る力とリズム

人はどういう仕組みで睡眠に入るのか、というと、まず日中の心身の疲れなどが理由で休息願望が出てきます。

これが「あ~眠い、寝たい~」という状況ですね。

そこへ体内時計が参加して、体も眠りモードに入ってきます。この2つが噛み合い「おやすみなさ~い」となります。

2つの要素がうまく噛み合うことで、いわゆる深い眠りが得られ「よく寝た!」という感覚が得られるのですね。

人の睡眠には、やや浅めのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠があります。この2つが睡眠中に繰り返されることで、熟睡感が得られるのです。

まず人は寝ると同時に、レム睡眠を経て、かなり深いノンレム睡眠に入ります。

眠りに入ってからここに達する時間が約90分と言われています。ここに達する時間が短く、深いほど「よく眠れた」=質のいい睡眠が取れると言われています。

その後、またレム睡眠とノンレム睡眠を1時間半~2時間くらいの幅で繰り返し、3回程度繰り返された所で、目が覚めるというのが「お手本のような睡眠」ということになります。

概ね8時間程度になるため、8時間睡眠が理想と言われるのはこのためです。

睡眠に2パターンある理由

ここでちょっと不思議に思いませんか?深い睡眠=ノンレム睡眠だとすると、レム睡眠は必要ありませんよね?

実際、レム睡眠のときは脳が活発に動いています(体は寝ています)このため、夢を見たりするのですね。

だとすると、よけいに頭が寝ていた方がいいのではないか、と思いますが、頭が完全に休養モードになると「仮死」に近いことになるのです。

心臓が完全に休むと「死」そのものですよね。

また人間は寝ているときに、体の修復作業が行われますが、脳も同じで記憶の整理などをします。

睡眠中は体中、最小限のメンテナンスが行われており、これが人の生活を維持するのに大変重要なことなのです。

睡眠にリズムがあるのは、起きてからの生活を充実させるために必要だからです。

従ってこのリズムが狂うと=メンテナンス不備状態=何となく寝た気がしない、ということになるんですね。

修復作業がうまくいっていない=疲れが取れないからです。

必要がないのに寝ることはない

いわゆる睡眠障害と言われるものは、寝る力そのものが落ちる場合と、リズムが狂ってしまっている場合の両方があります。

この中で心配が要らないのは、高齢による睡眠力の低下や、心身の活動が少ないために起きる睡眠力の低下~睡眠時間の短さです。

そもそも何のために人は寝るのか、ですが、脳と体を休ませて疲れを取るためです。

質のいい睡眠が必要と言われるのは、脳を休めたり、日中酷使された内臓などがしっかり休む必要があるからですが、高齢者や活動量の少ない人の場合、日中いわゆる「馬力のいること」があまり出来ません。

ですから、当然修復時間が短くて済むため、睡眠時間が短くなってしまうのです。

一般に高齢者の睡眠は6時間程度、現役時代から1時間程度減るのが当たり前とされています。

寝る時間やリズムはかなり個人差がありますので「お手本」を意識しすぎないことが大事です。

質のいい睡眠を得るためには

よく寝た感じがしない・・という睡眠障害の理由は、眠る力が落ちている、リズムが狂っている、の2点です。

つまりこの2点を解消できる生活を送ることが大事です。

まず眠る力をつけるには、日中ある程度体を動かすことが大事です。人の体が疲れて「眠くなってきた」と思うのは、活動的な交感神経が休みモードに入り、副交感神経に切り替わることで起きます。

ですから、しっかり心身を使い、夜になったら休むような行動を取ることです。

生活のメリハリとリズム、これが睡眠の基本です。

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