年休季節を問わず汗っかきだ!という人も結構多いもの。「汗を掻くのは代謝が良いからだ」と思っている人もいるのですが、実は大きな勘違い。原因を突き止めて無駄な汗を掻きたくないという人のために。
ああ、勘違い!汗っかきの本当の理由を4つご紹介します。
冷え性が原因で汗っかきになる
体が冷えて汗を掻くなんて、なんだか矛盾している気がしますよね。
でも、冷え性の人は水分をとっても外に排泄する力が弱くお水をためやすい体質なんだとか。体にたまった余分な水分が原因で体温調節が上手く行かず冷え症になってしまうと言うんです。
汗っかきの人は、1度自分が冷え性ではないか?と疑ってみるのも良いかもしれません。
肥満が原因で汗っかきになる
肥満体型の人は、皮下脂肪が体に多くついているため、簡単に言えば断熱材代わりになっているのだといいます。そのため、体に熱がこもりやすく体温調節が上手にできないため汗を掻いてしまうというのです。
また、見た目に太っていなくても「隠れ肥満」と呼ばれる体型の人も汗を掻きやすいのだとか。皮下脂肪が少なくても内臓に脂肪が付いているとやはり断熱材の代わりになって体温調節が上手くいかず汗を掻きやすくなります。
若い時は今のように汗を掻かなかったという人が、年齢を重ねて汗っかきになってしまった場合、隠れ肥満の可能性があるのでメタボ診断や、内臓脂肪測定、体脂肪測定を積極的に行った方が良いでしょう。
運動不足が原因で汗っかきになる
運動をすると汗っかきになると思っている人も多いのですが、実は逆です。
運動をしていない人は、汗を掻く機会が極端に少なく汗の出る線(汗腺)の力が衰えていることが多いんです。そうなると体は汗が出せそうな生きている汗腺に頼りワケのわからない部分から大量に汗を掻いてしまう体になってしまうのだとか。
体全身ではなく、体の1部から汗が出てくる、頭皮から汗がたれるという人は運動不足を疑ってみるのもよいかもしれません。
ストレスが原因で汗っかきになる
健康で運動もしっかり行っている人が汗っかきで悩んでいる場合、ストレスや緊張が根底にある場合があります。
精神的な汗っかきの場合、足の裏や手のひらに汗を掻くことが多いそう。
でも、足や手以外にも精神的刺激を受けてわきの下や首元など汗を掻いてしまう人もいるみたい。
自律神経の不具合で汗が止まらなくなるという人もいるので、心配なようであれば心療内科に相談してみるのも1つの手です。治療をしてまったく汗を掻かなくなったという人もいますので、一人で悩む前に相談ですよ!
汗を大量に掻いていると「自分は代謝がよいから痩せやすい」と思っている人もいるようですが、それは大きな勘違いだったということがお分かりいただけたと思います。汗を上手にコントロールすることは、上手なダイエットにもつながります。
自分の汗を掻く原因を究明し、健康管理に役立てていきましょう。