美白成分「ビタミンC誘導体」と「ビタミンC」の違い

[更新]  /  [公開] 2015年7月9日

photo credit: four Clementine oranges via photopin (license)
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美白や抗酸化成分としてよく知られている成分、それはビタミンCです。

ビタミンCは、フルーツなどに多く含まれているため、美肌づくりのためにフルーツを好んで食べているという方も多いことでしょう。

では、ビタミンCと並んで名高い美白成分であるビタミンC誘導体は、ビタミンCとどのような違いがあるのでしょうか?

ビタミンCの働きとは?

 

ご存じの通り、ビタミンCは水溶性のビタミンの一種で、私たちの体内では生成することのできない成分です。

つまり、食品やサプリメントからの摂取、あるいはビタミン注射などによって体内に取り込むしか方法がないということです。

 

また、ビタミンCは体内のタンパク質の働きを助ける性質を持っているため、極端に不足した場合には毛細血管からの出血など壊血病の初期症状が現れたり、骨の成長の遅れ、消化不良、精神不安定などの症状が現れたりすることがあります。

また、喫煙は体内のビタミンCを破壊してしまうため、喫煙者の方はさらに多くのビタミンCを摂取する必要があります。

そして、ビタミンCは美白作用や抗酸化作用やコラーゲンの生成を助ける働きを持っているため、アンチエイジングを意識しているのであれば、特に積極的に摂取しておきたい成分ですね。

ビタミンCとビタミンC誘導体の違いとは?

ビタミンCが私たちの体内でどのような働きをするのかご理解頂けたところで、ビタミンCとビタミンC誘導体の違いについてのお話に進むことにしましょう。

ビタミンCは私たちの体内に取り込まれると素晴らしい能力を発揮しますが、お肌に直接つけても美白効果や抗酸化効果を得ることができません。

それどころか、ビタミンCに含まれているソラーレンという物質は紫外線に反応するという性質を持っているため、直接お肌につけて紫外線を浴びてしまった場合には、シミやソバカスの原因となります。

では、ビタミンC誘導体ではどうなのでしょうか?

ビタミンC誘導体とは、もともと存在するビタミンCを化学的に加工してつくられた化合物です。

化合物と聞いてしまうと、なんとなく身体によくない物質なのでは?

という不安を持ってしまうかもしれませんが、そのような心配はありません。

ビタミンC誘導体の特徴は、お肌に乗せた時点ではビタミンCの役割は果たしませんが、お肌の深部に吸収されると、そこに存在している酵素の力が働きビタミンCとなってその効果を発揮するようになります。

つまり、

  • 食品として体内に取り込むと効果を発揮するのがビタミンC
  • お肌につけてそれが深部へ浸透するとビタミンCに姿を変えて効果を発揮するのがビタミンC誘導体

であるということです。

リア酸アスコルビルNa

これが、化粧品に配合されているビタミンC誘導体の表示です。

ビタミンC誘導体配合の化粧品をお探しなのであれば、この表示を基準に、配合量などを確認するとよいでしょう。

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