お肌や髪の美しさと健康を保つためにセラミドが欠かせない

[更新]  /  [公開] 2015年7月8日

photo credit: Unsure via photopin (license)
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私たちの体内には、生まれながらにして美容に役立つ成分がたくさん存在しています。

たとえば、セラミド。

セラミドとは細胞間脂質で、細胞と細胞の中間に存在して水分や油分を蓄える性質を持っています。

つまり、私たちのお肌や髪などの美しさと健康を保つためには、セラミドの存在がなくてはならないということです。

また、ヒアルロン酸やコラーゲンと同様、セラミドは加齢により体内から減少して行くという特徴を持っています。

セラミドと皮膚疾患の関係とは?

前述の通り、セラミドは細胞間の水分と油分を蓄える働きを持っていますので、これが不足すると、皮膚にはなんらかのトラブルが発生する可能性が出てきます。

最もわかりやすいのは、老人性乾皮症でしょうか。

これは、高齢者に起こりやすい乾燥肌を指し、この症状が起こる背景にはセラミド不足が挙げられています。

また、もともと体内に存在しているセラミドの量が少ない方の場合では、極端な乾燥肌やアトピー性皮膚炎などをはじめとする皮膚疾患が起こりやすいと考えられています。

ということは、お肌のバリア機能が弱いと捉えることができ、セラミドが少ないからバリア機能が弱る、バリア機能が弱いからお肌が外部の物質に対して過剰に反応しやすくなるという悪循環が生まれる可能性が高くなるということです。

セラミドとコラーゲン

セラミドは、コラーゲン組織に絡みつくように存在しており、いわばコラーゲンのサポート役のような役割を担っています。

つまり、セラミドとコラーゲンは連動していると考えることができるということで、どちらの成分も一定量を保つことが望ましいとされています。

セラミド配合化粧品は効果的?

ヒアルロン酸やコラーゲン配合の化粧品の場合では、お肌への浸透をあまり期待することができないため、保湿剤として考えておくとよいでしょう。

では、セラミド配合の化粧品ではどうなのでしょうか?

セラミド配合の化粧品もまた、お肌の深部への浸透は難しいでしょう。

ただし、表皮に存在しているセラミドは角質層の中に存在していますので、角質層の内部には簡単に浸透させることができます。

つまり、乾燥肌の方にオススメできるのがセラミド配合の化粧水やボディローションなどであるということです。

また、セラミドそのものはアレルギー指定成分ではありませんが、重症度の高いアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患をお持ちの方は、セラミド配合の化粧品を使用する前に、皮膚科に相談して化粧品使用の可否を確認しておきましょう。

セラミドは身近な食品に含まれている!

セラミドを多く含む食品の代表選手は、コンニャク芋。

これは、コンニャクに姿を変えても成分が減少することがありませんので、体内のセラミドを増やしたい方は、コンニャクを積極的に摂取するとよいでしょう。

そして、大豆製品。

豆腐や納豆、豆乳などがその代表的な食品ですね。

ただし、豆乳は思いのほか高カロリーですので、過剰な摂取は行わないよう注意しましょう。

また、セラミドを含む食品の摂取を増やしても、食事の内容が偏っていた場合には、セラミドは十分な能力を発揮することができません。

日々摂取している食事の内容に注意を払い、セラミドが十分な仕事を行える環境をつくっておきましょう。

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