金属アレルギーを調べるパッチテストの費用と流れ

photo credit: DSC02898 via photopin (license)
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金属アレルギーが有るか無いか、原因の金属、アレルギーの程度を調べることができるのが「パッチテスト」です。

皮ふ科、アレルギー対応の歯科で行うことができます。

ちょっと大変ですが、金属アレルギーの原因を特定し、結果を歯科治療や日常生活での接触回避などに活用できます。

アレルギーを起こしやすい金属トップ3は

  • ニッケル
  • コバルト
  • クロム

ほとんどの金属アレルギーの原因はこの3つです。
これらの金属は、合金やメッキとしてたくさんの物に使われています。

女性の身の周りにある金属
ニッケル ヘアピン
ピアス
ブラジャーの金具
化粧品
ネックレス
ベルトのバックル
腕時計
指輪
コバルト ピアス
化粧品
ネックレス
指輪
クロム 革製品
革靴

 

パッチテストで調べる主な金属

金属は、アクセサリーや食器の他、革のなめしや彩色など多岐にわたって使用されています。

治療に使われる合金は、成分までは当事者も把握していない場合がほとんどです。

パッチテストは「48時間閉鎖型パッチテスト(PT)」と呼ばれています。
金属シリーズでは主に18種類についてテストします。 

金属の種類 塩化コバルト
塩化第二スズ
塩化第二鉄
塩化白金酸
塩化パラジウム
塩化マンガン
三塩化インジウム
四塩化イリジウム
臭化銀
重クロム酸カリウム
硫酸ニッケル
塩化亜鉛
塩化金酸
硫酸銅
酸化チタン
塩化第二水銀
チタン
ワセリン

パッチテスト手順

パッチテストは1週間かけて行います。

その間、テストしている部分は触ることができません。

  1. 試薬の付いたテープを背中に2日間貼ります。
  2. 2日後それをはがします。
  3. 皮膚に現れた反応を2日目、3日目、7日目の3回にわたって、国際基準(ICDRG)に基づいて判定します。

パッチテストの負担

パッチテストは病院で行いますので、1週間中4回の通院が必要になります。

背中でテストを行い、薬品の色やマジックの色素がつくため、下着が汚れます。
ブラジャーを着用することもできません。

テスト期間、2日目の判定まではシャワー・入浴ができず、その後はシャワーは可能でも判定の部位が濡れないようにしなくてはなりません。
シャワーができないこともさることながら、汗をかいても正しい判定ができなくなるため、夏場には厳しい検査になります。

また、パッチテストの判定のために、アレルギー反応を抑える薬は服用できません。
テストの期間は、かなり痒い思いをします。費用は保険適用で千円から二千円程度です。

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