冷めたご飯が太りにくいってホント?冷ごはんダイエットとは

[更新]  /  [公開] 2015年7月1日

肉や揚げ物といったカロリーの高いおかずは我慢できても、ホカホカのご飯だけはやめられない!という人、いませんか?

ダイエット中でもどうしてもご飯が食べたい!という方はご飯を冷ましてから食べると太りにくくなると言われています。

ではなぜ、同じご飯1杯なのに冷やして食べると太りにくくなるのでしょうか。

レジスタントスターチが食物繊維と似たはたらきをする 

炭水化物とは糖質と食物繊維で構成されています。

糖質の中にはでんぷんが含まれていますが、ご飯のでんぷんは、冷えるとレジスタントスターチという難消化性でんぷんに変化します。

このレジスタントスターチは腸内環境を改善するなど食物繊維と似た働きをすることが分かっています。

温かいごはんの場合、でんぷんを含む糖質は小腸で消化吸収されます。

この量が多すぎると脂肪として蓄えられてしまうということはダイエッターの皆さんならご存知でしょう。

しかし、冷えたご飯のレジスタントスターチは消化されにくく、大腸まで届いてそのまま排出されることが多いのだそうです。

またレジスタントスターチは食物繊維と同様、腸で脂肪が吸収されるのを抑えてくれる働きもあるのだとか。

ご飯を冷ますだけでこんな効果が現れるなんて驚きですよね。

ミネラルの吸収をサポート!

食物繊維は腸内環境を改善したり、便の量を増やしてお通じを改善してくれるといった効果がありますが、ゴボウやセロリ、人参などに含まれている不溶性食物繊維は亜鉛や鉄、カルシウムやマグネシウムといったミネラルを吸着し、腸内に留まる時間を短くすることでミネラルの吸収を妨げてしまうと言われてきました。

特に亜鉛は食物繊維によって影響を受けやすい成分で、全粒粉の穀物を摂りすぎると、亜鉛欠乏症になる可能性が高まることが分かっています。

しかし、レジスタントスターチを摂ると逆にこうしたミネラルの吸収を促進してくれることが分かっています。

ある試験ではレジスタントスターチを決められた量、摂り続けたところ鉄分の吸収率がアップし、血液中のヘモグロビン値が上昇するという結果が出たそうです。

ダイエット中は特に鉄分や亜鉛といったミネラルが不足しがち。貧血を起こしやすい女性にも朗報と言えそうです。

食べ過ぎを防いでくれる

炊きたての温かいご飯に卵をかけてツルツルっと食べる、「たまごかけごはん」と「冷えたご飯のおにぎり」。

同じお茶碗一杯でも満足度はおにぎりの方が高いと思いませんか?

ごはんは冷えることで固くなり、必然的に噛む回数も多くなります。すると、満腹感が得やすくなり食べ過ぎを防ぐことにもつながるのです。

 

ここ数年、低GIダイエットや糖質制限ダイエットの人気が高まったこともあり、ダイエッターの間では悪者扱いされがちな炭水化物。

しかし、完全に炭水化物をカットした食事は健康面から考えて長期的に続けるのは好ましくありません。

 

ごはんが食べたい!と思ったら、あらかじめおにぎりを用意しておくなどして、少しでも太りにくくする工夫をしてみましょう。

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