オーガニック化粧品の落とし穴!敏感肌でも安心して使えるのか?

[更新]  /  [公開] 2015年6月23日

photo credit: Organic Strawberries China Farm via photopin (license)
photo credit: Organic Strawberries China Farm via photopin (license)

最近、自分の肌を敏感肌であると感じている女性が増えていると言われています。

実際、1970年代から開業している皮膚科の医師でも「昔より肌が荒れている女性が圧倒的に増えた」という方がいるほど。

このような流れを受けて、市販のコスメでも敏感肌用のアイテムが増えてきました。

中でも注目を集めているのがオーガニックコスメです。

ただしオーガニックならどんな敏感肌でも使えると考えるのは危険かもしれません。

ここでオーガニックコスメについて詳しく考えてみましょう。

日本にはオーガニックコスメに関する基準がない?

日本には食品に関するオーガニックの基準はあるものの、コスメに関する決まりは特にありません。

ドイツやイギリスなどのオーガニックコスメに関する基準は非常に厳格で、原料はもちろん、製造方法や製造環境、物流の方法にまで決まりがあることも。
さらに基準を守っているかどうか、数か月ごとにメーカーに検査が入ることがほとんどです。

これに対して日本製のオーガニックコスメに関しては「有機栽培で育てられた植物性の原料を使用している」というのが一般的な認識で成分の抽出方法などについては厳格な決まりはありません

例えば、植物性エキスが原料に含まれている場合、そのエキスは有機溶剤を使って抽出されていることがほとんど。

こうした成分が化粧品そのものに含まれることがあり、これをキャリーオーバー成分と呼んでいます。
こうしたキャリーオーバー成分には表示義務がないため、オーガニックコスメだと信じて購入しても実は化学物質が含まれていた…という可能性もあります。

オーガニックコスメを購入するときは信頼のできるメーカーのものを選ぶようにしましょう。

オーガニックの落とし穴

オーガニック化粧品だから肌は荒れない、アレルギーが起こらないと考えるのは間違いです。

例えば、器に塗る漆(うるし)でかぶれる人がいるように、植物性の成分でも肌に合わない人がいるかもしれません。

天然素材の衣類でお肌がかぶれる原因

また防腐剤が入っていないということは、成分が変質しやすいということでもあります。

そのためオーガニック化粧品は使用期限が短く、冷蔵庫で保管しなければならないものも。

成分が変質したことに気がつかずに使用を続ければ、肌トラブルが起こることもあるかもしれません。

さらに原料を有機栽培するということは、時間も人手もその分かかるということになり、当然価格に反映されます。

ケミカルな成分でも安全性の高いものはたくさんありますし、最近はトラブルを起こしやすい成分は使用せずに作っているコスメも増えています。

オーガニックでも普通の化粧品でも自分の肌と相談しながら、ぴったりのアイテムを見つけるのが一番と言えるでしょう。

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