山に行ったら”かぶれ”に気を付けたい植物

photo credit: Green is Gold via photopin (license)
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梅雨の時期が終わると、一気に夏めいて海や山で自然を楽しむ方が増えてきます。

特に都会にお住まいの方などは、自然に触れる機会が少なく、海や山で自然と触れ合うことにより童心に帰ることができるのではないでしょうか?

ところが、自然の中には私たちの身に危険を及ぼす物質が潜んでいることがあり、肌トラブルなど、起こって欲しくないトラブルを引き起こす原因となることも少なくはありません。

今回は、自然に自生している植物にスポットを当てて、それらの植物が私たちの身体に及ぼす影響について考えてみることにしましょう。

ヤマウルシ

ウルシ塗りで有名なウルシ科の植物であるヤマウルシは、平地や山間部に自生している植物で、一見するとその他の木々の葉と全く区別がつきません。

ところが、ひとたびその葉にお肌が触れてしまうと、痒みを伴った赤い発疹が現れ、いわゆる”かぶれ”の状態を引き起こすことがあります。

そこで、これから自然の植物と触れ合う機会があるという方に、ヤマウルシなどウルシ科の植物の見分け方をご紹介しておくことにします。

ウルシ科の植物の葉は、羽状複葉という特殊な葉の形状で構成されており、ひとつの葉の軸となる部分から、複数枚の葉が枝分かれするように伸びています。

そして、葉の本体と葉の軸となる部分がうっすら赤く色づいているという特徴を持っています。

平地や山間部でこのような植物を見つけたら、触らないように注意して下さい。

また、万が一植物に触れてかぶれが起こってしまった場合には、患部を石鹸で洗ったあとに氷で冷やしてから、抗ヒスタミン剤配合の軟膏を塗るという方法が適切です。

症状が軽い場合であればこの方法で治癒することも多いのですが、数日後に患部が膿を持った状態にまで悪化してしまったのであれば、速やかに皮膚科で治療を行いましょう。

特に山間部を訪れる際には、植物によるかぶれの応急処置に役立つ氷や抗ヒスタミン剤配合の軟膏を必ず持参しましょう。

マムシグサ

蛇がかま首を立てているような形状、あるいは茎の部分の模様がマムシに似ていることから名づけられた、サトイモ科の草花です。

この植物は全体に毒を蓄えているという特徴を持ち、珍しいからと触れてしまうと、草花の汁でお肌にかぶれが生じることがあります。

万が一この植物に触れてかぶれが起こった場合もヤマウルシと同様、患部を石鹸で洗い、氷で冷やした後に抗ヒスタミン剤配合の軟膏を塗りましょう。

ただし、抗ヒスタミン剤入りの軟膏がまったく効果を発揮しないこともありますので、この植物でかぶれを起こした疑いがある場合には、必ず皮膚科で診察を受け、適切な治療を行いましょう。

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