お肌のターンオーバーと傷跡の関係

私たちの身体に存在しているすべての細胞は、日々代謝を繰り返して新しい細胞に生まれ変わっています。

たとえば、お肌のターンオーバーなどがその好例でしょう。
ターンオーバーの周期が正常であれば、真皮が作り出した成分が表皮へ押し出され、表皮の古い角質などの老廃物は自然に剥がれ落ちて行きます。

ところが、ターンオーバーのスピードが鈍くなると、表皮の角質などはいつまでたっても剥がれ落ちず、頑固に表皮に張り付いたままになってしまいます。

そしてこれが、シワや色素沈着などのトラブルを生みだす原因となります。

ターンオーバーと傷跡のハナシ

擦り傷などの小さな怪我をしても、いつの間にか治っているということはよくあるものです。

それは、ターンオーバーにより、その部分の細胞がきちんと代謝されたことにほかなりません。
では、火傷のような傷跡も、ターンオーバー機能が正常に働いていれば、やがては治るものなのでしょうか?

結論からお話しますと、火傷のレベルにより、ターンオーバーで改善されるものとそうでないものとに分類されます。

たとえば、フライパンの中の油が跳ねて水ぶくれ状態の火傷をしてしまったとしましょう。
このときに、すぐに冷水で冷やすなどの処置を行い、なおかつ皮膚の表面の火傷レベルであれば、皮膚科で治療を行う間もなく自然に治ってしまうこともあります。

この場合では、跡が残る心配もまずないでしょう。

問題は、深い上に古くなった火傷の跡です。
特にケロイド状となってしまった火傷の跡は、お肌のターンオーバーを促進しても解決できるものではありません。

このような状態でお悩みなのであれば、形成外科、美容外科、美容皮膚科などへ相談してみることをおススメします。傷跡の度合いによって完治が難しい場合もありますが、かなりの確率で快方へ向かうでしょう。

医療機関で行う火傷などの傷跡には、レーザー治療が主として行われるようです。

ピーリングと傷跡

ピーリングは、表皮の角質を薬品で溶かして除去し、新たな細胞の生成を促すために行う施術です。

では、ピーリングは傷跡の改善に対して有効な処置なのでしょうか?

一部の美容外科などの医療機関では、傷跡治療に効果が高いとされるピーリング剤を使用して傷跡治療を行うことがあるようです。

ただし、市販されているピーリング剤の場合では、医療機関で扱う種類のピーリング剤とは全く異なりますので、傷跡を改善する効果は期待することができないでしょう。

深い傷跡の治療を行うには、やはり医療機関で治療を行う以外に方法はないということですね。

[ スキンケア ] 記事一覧

総合 - アクセスランキング